*表紙写真  シチメンソウ ヒユ科   
2022年11月11日 佐賀県白石町で撮影

海辺の砂地に生える一年草。葉は多肉で混紡状、長さ5〜35mm、はじめは緑色で
のちに赤色から紫色に変化する。
花期は9−10月。

2024年10月31日更新 


Works  
「野の花づくし 季節の植物図鑑 秋・冬編+琉球・奄美・小笠原編 」(平凡社)
から
クガイソウ


発売中!
フィールド版 改訂新版 日本の野生植物Ⅰソテツ科~コミカンソウ科
フィールド版 改訂新版 日本の野生植物Ⅱミゾハコベ科~スイカズラ科

全5巻の『改訂新版 日本の野生植物』をハンディな2冊に圧縮。全ての写真、
検索表のほか、科・属の解説を掲載。植物の探索に必携!シリーズ 日本の野生植物

 

フィールド版 改訂新版
日本の野生植物Ⅰ
日本の野生植物Ⅱ
著者  

大橋広好  門田裕一
邑田仁  米倉浩司  木原浩
写真
木原浩他
出版年月 2021/06
定価 13,200円(本体12,000円+税)



「野の花づくし」季節の植物図艦[秋・冬編+琉球・奄美 小笠原編] 平凡社

 

 

 

植物を撮影して40年。撮影行で撮りためた無数の写真の中から、季節を代表する花や、おりおりに見せるさまざまな姿を選びとり、その写真と、撮影時のエピソードや植物の情報をまじえたエッセイで構成。ときどき撮影ワンポイントも。

 

 

 

左ページ ケヤキの木肌に付いた地衣類
大雪が降った翌朝、公園へ行くと、見慣れない色合いが目に入ってきた。幹に、黒、灰色、モスグリーンが絶妙な色合いで模様を作っている。木肌を覆っている地衣類が雪による湿気で姿を現したのだ。

右ページ 夏椿
写真は夏椿の木肌、なめらかな幹のこの模様は樹皮のはがれによってできる。はがれは10年目くらいから始まり、はじめ淡い灰赤褐色で、やがて白くなる。そして、同じ場所ではがれが繰りかえされると、はがれた年によって違う色が斑紋のようになるのである。


   

左ページ 松村草
誘われて見に行くまで、マツムラソウの名前を知らなかった。日本で自生しているのは西表島のみという。島の中心部に分け入ると、湿った岩場にぶら下がるように咲いていた。同行した人たちから一斉に歓声が上がった。

右ページ 指甲蘭
西表島のジャングルに入る前、同行者に「この花を見られるのは運次第」といわれた。しかし、どういうわけか私はこんな場合、たいていは出会うことができる、そうして、この写真を撮ることができた。絶滅危惧種に指定されている。


 



「野の花づくし」季節の植物図艦[春・夏編] 平凡社 

 
   
 



「世界植物記 アフリカ・南アメリカ編」
「世界植物記 アジア・オセアニア編」

 

 




*「世界植物記アフリカ・南アメリカ編」3刷ができました。

*「改訂新版 日本の野生植物 1〜5」( 平凡社)全5巻完結しました。
好評発売中です。

 

新しい系統分類体系APGⅢによる図艦全5巻の1巻目、旧版をもとに新しい情報を加え、カラー写真も一新。
1巻目はソテツ科からカヤツリグサ科を収載。
編 大橋広好・門田裕一・邑田仁・米倉浩司・木原浩
写真 木原浩他
24000円+税



         
イネ科~イラクサ科   バラ科~センダン科   アオイ科~キョウチクトウ科   ヒルガオ科~スイカズラ科までと総索引    
22000円+税   22000円+税   22000円+税   24000円+税